経営上の黒字でも倒産のリスクがある

黒字とは、会社が利益を示していると誰もが思う事ですが、中には「黒字倒産」という実態もあります。経営のリスクとして「黒字倒産」の仕組みを知っておくことが必要です。今回は経営者リスクとして「黒字倒産」について掘り下げてみましょう。

■黒字倒産が起きる仕組み

黒字倒産とは近年は会社経営がブームであるかのように起業家が増え続けています。起業の思いたちは様々でしょうが、実践で培った営業職から一念発起して独立し会社を設立しようとする経営者もいます。

営業職の人間に限らず、会計の仕組みを理解していない多くの経営者が「お金の流れ」について認識不足なのでず。そのために「黒字倒産」という結果をもたらすことになります。黒字倒産が起こる理由や仕組みについて理解を深めていきましょう。

◎お金の流れと決済時期
会社間の取引では、現金が直接の取引に使われることはなく、1か月から3か月遅れの決済によって現金が動くことになっています。この3か月の期間は、現金がマイナスしている状態になっています。つまり利益上は大幅な黒字でも、実際に現金が動くのは3か月後なのです。

その間も会社は、会社としての次の取引をしなければ3か月後の状態は収入の見込みがないという事です。この期間の自己資金が借り入れの見込みがつかないとなれば、仕入れや銀行への支払い、ひいては税金の支払いまで困難になってしまいます。

この仕組みというのは、結果的に売れば売るほど資金繰りに困ることになり結果的に「黒字倒産」を招くことになってしまいます。

■黒字倒産を避けるには

会社経営のリスクから考えるべきことは、「損益計算書」と「貸借対照表」に関する正しい知識が「黒字倒産」を避けるべきポイントと考えています。

◎「損益計算書」とは
実際にお金の流れを把握するには、どうすればよいのでしょうか。「収入」と「支出」に注意を払わなければなりません。「損益計算書」が示す数字と、実際のお金の流れは必ずしも一致するとは限らないために、実際のお金を知らなければならないのです。実際の収支はキャッシュフローと呼ばれています。

収支の情報を把握するには、キャッシュフローでの理解がひつようです。キャッシュフローによる赤字は、支出が収入よりも多い事を意味しています。損益計算書の利益は、目安として捉えて、実際の収支にはキャッシュフローによる管理が重要となります。

◎「貸借対照表」とは
企業の財政状態は、「貸借対照表」によって示すことができます。会社の資本の調達方法には、株主による出資金と、金融関係からの借入金によって工面します。借入金が返済能力を超えている場合に会社の持久力は落ち込み結果的に倒産となってしまいます。

回避する方法としては、「自己資本比率」が「貸借対照表」での倒産の割合を予測することが出来るのです。自己資本率が負債よりも多ければ、倒産は回避に近づけることができ、。自己資本率が負債よりも少ない場合には、倒産する割合が増すということです。

「自己資本比率」は=「純資産 ÷ (純資産+負債額)」で求めます。

※自己資本比率の平均値は40~50%の間です。自己資本比率が20%を下回ることで倒産の確率が高くなります。

会社経営のリスクとしては、黒字であっても「黒字倒産」を回避するための実際のお金の収支に気を配ることが重要です。

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