経営ビジョンの描き方

経営するとは言い換えれば、いかに経営ビジョンを展開していくかという事ではないでしょうか。どんなに優れた経営理念をもってしても、未来にむけての経営ビジョンやそれにむけての行動がない会社には、将来の展望が見られません。故にしっかりとした経営理念で立ち上げられ、はっきりとした経営ビジョンのもとしっかりと将来を目指し、そのビジョンを率いる組織こそ成功に近づけるのです。

経営ビジョンの持ち方

どんなに素晴らしいビジョンをお持ちでも、それが視覚化できているかどうかは重要です。
誰もが見て、一目瞭然の分かりやすい形にして視覚化できないとそれはビジョンではなく夢です。よくこの夢とビジョンを混同なさる方がいます。

有名な経済研究家のピーター・M・センゲ博士の著書「出現する未來」の言葉を借りますと、「ビジョンは崇高な理想でもなければ、鼓舞するための言葉でもない。実用的な手段である」と述べられています。

経営ビジョンは経営者ならば、持ち合わせていなければならない物の一つといえるのでしょう。そして、優秀であればあるほど、そのビジョンを誰しもが見て理解できる形にしておけるのです。

経営ビジョンというツール

経営ビジョンは持つ事が大事なのではなく、そのビジョンをどのように活用していくかが大事です。ツールまたは手段として使ってこそ、ビジョンは初めてその役割を発揮するのです。

もし貴方がとても素敵なビジョンをお持ちなら、それを貴方一人で大事に抱え込んでしまわないように気を付けて下さい。組織の長なら、そのビジョンをまず貴方の組織で共有のものにしなくては始まりません。共有し、全員が同じビジョンを描く事から始めなければならないのです。そして、それが実現したときに初めて、組織として目指す近未来と将来のあるべき姿を視覚化する事が出来るのです。それが組織の正しく素直な方向を示すものとなるでしょう。

目標の必要性

経営ビジョンを視覚化するという事は、良く登山に例えて話される事が多いようです。登るべき山をまず選ぶ事から、このビジョンは始まります。これは事業ドメインの選定作業です。今後、我々がどの企業分野で活動していくかの指針となるべきものです。
最初の目標は、まずこの山であると定めることです。そして、今現在我々がいずこにいるのかを現す事も重要です。

これで、到達点と出発すべき場所が明確になりました。しかし、これだけでは経営ビジョンは示されていません。経営ビジョンを示す事とは、その山の到達点に立ったとき、そこに見える景色を示しておかなければなりません。その地点に到着した時には、何が見えるのかを示す事、それが経営ビジョンです。

この事がしっかり出来て理解されているなら、後は実行に移せば良いのです。そして、経営理念も経営ビジョンも一点である必要はありません。一つの高みに到達すれば、初めて見えてくる景色もあります。その後、到達点の修正はこの登山の経験があれば容易でしょう。山は高ければ高いほど裾野は広大で大きくなります。

まとめ

良い経営ビジョンとは組織の目的達成に必要なものですが、それは形骸化し、個人の活動にも組織の進路にも悪影響を及ぼしてはいけません、常にフレックスであって欲しいものです。

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