近年日本が抱える労働問題!長時間労働におけるリスクとは

近年、日本の労働環境は悪化しており中でも長時間労働による過労死などの問題は深刻な社会問題となっています。ブラック企業などと呼ばれている、長時間労働におけるリスクについてみてみましょう。

【長時間労働は何故なくならない?】
政府が働き方革命などを進めているにも関わらず、長時間労働は依然なかなか減らないのはなぜでしょうか?長時間労働がなくならない理由として上司の、「仕事に対する細かさやこだわり」「所定労働時間の概念がない」「残業することで、評価があがる」などの考えが根強く残っているからだ、とも言われています。
良い、悪いというよりもこのような価値観を持った年代の人がいるということは確かでしょう。

【長時間労働のリスク】
長時間労働が心身に及ぼす影響は、私達が思っている以上に大きなものです。月に80時間以上の時間外労働を行っている人の約9割は睡眠時間が5時間を切っているということがわかっています。更に深刻な人の場合は睡眠時間が4時間という人もいます。人口の約8割以上は7~8時間連続した睡眠を取らないと、日中に眠気を感じたり、疲労が蓄積していくという体質であるという一般的な体質なのです。
このように睡眠不足の状態が続くと、疲労が回復できず、集中力や認知機能の低下、運動機能の低下などが起こります。これは、仕事面においてもよい影響はありません。集中力が低下することで、一つの仕事をこなす速度が遅くなり、注意力や判断力の低下からミスが続くようになります。
更に、睡眠不足は産業事故のリスクを大きく上昇させ、通常よりも8倍高めると言われています。このように、長時間労働がもたらすリスクは図りしれないのです。

【メンタルの低下】
この他にも長時間労働のリスクとして、メンタルの低下が挙げられます。メンタルの不調は、動機、めまい、息切れなどが発端となり、体調不良が起きます。体調不良が続いているときに、大きな仕事を任せられたり、ストレスからうつ病を発症したり、自律神経失調症になる人も少なくありません。
長時間労働が引き金となり、睡眠不足から体調不良を起こし、肉体的にも精神的にもギリギリの状態でいた時、心と体のバランスを崩すということは現代社会においてとても多いことなのです。
そして、この最も怖い点は本人も周りも睡眠不足からくる過労や精神状態の異変に全く気が付かないことです。

【まとめ】
長時間労働の問題は今後もますます深刻化していくことと思われます。根本的な改革をする上では、働き方の見直しだけではなく上司の意識や、コミュニケーションの取り方、メンタルの低下などにつてもしっかりと考えていくことが重要です。

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