バンコクに日本企業が多いのはなぜ?日本企業が集積する理由

バンコクには今も多くの日本企業が集積しています。日本企業のタイへの関心は年々高まりタイへの進出は衰えるがありません。日本人及び、日本企業が出資し設立された法人数は7千社を超えています。バンコクが日本企業に好まれる理由などを見ていきましょう。

【日本経済の停滞とその挽回】
日本企業が多く集まる要因としては、成長するASEAN(東南アジア諸島国連合)のマーケットへの追及があると考えられます。
日本経済が停滞した理由はバブルの崩壊が主な原因ではなく、98年頃からの生産年齢人口の減少に伴い同年をピークに国民総生産が下降し始めたのが大きな原因と思われます。 
歴史的教訓から考えると生産年齢人口の減少は経済の停滞に結びつきますが、これを挽回するのは至難の業なのです。
国の対策として女性労働者や、高齢者の活用、移民の受け入れなどを積極的に行い経済成長に繋げた国も多くありますが日本はこれらの対策を行わずに来たため経済の低迷が長く続いているのです。

【日本企業がタイに集積する理由】
第1の要因は海外に進出する日本企業にとって、4億7千万人の人口を持つASEANマーケットはとても大きな魅力である事が言えるでしょう。
そして日本企業のタイへの進出の第2の要因は、タイでの生産が高品質でとても効率的である事が挙げられます。ひと昔前に「メイドイン・ジャパン」がとても優秀で注目されていたのと同じ位現在では「メイドイン・タイランド」の商品はその品質の良さが注目されています。
また品質の良さと同じくらい評価されているのがその効率性で、それは日本製品と同水準であると言われています。
タイの工場では工程ごとに検査がされますが、タイ人の人件費は安く、きめ細かな検査できる為不良品比率は下がり、最終的にコストの削減にも繋がっています。
このように様々なメリットが重なりタイでの日本企業の進出が年々増えているのです。

【地理的にも物理的にも有利な場所】
そして第3の要因としてタイは欧州、アフリカ、インドなどに向けた輸出に関してとても有利な事がわかります。バンコク郊外には完全舗装された片側4車線の道路が縦横無尽に存在しており日本企業はこれらを使って諸外国に輸出を行っているのです。
このようにタイは物理的にも地理的にも輸出にとても有利な国である事がわかります。

【まとめ】
タイでは日本から進出した多くの企業が過去に利益を上げているという実績も人気の理由と言えるでしょう。
このような事を考えるとタイは日本企業にとって大変利益の上げやすい国であると言えますが、過去の成功事例などは将来を保障するものではないので企業進出をする場合は様々なリスクを考慮し慎重に行いましょう。

関連記事

ページ上部へ戻る