お酒の飲み過ぎに注意すること~飲み過ぎで起こる病気とは?~

お酒の飲み過ぎた経験がある方は多くいるのではないだろうか。飲み過ぎたことが原因で考えられる病気などのリスクを確認すると、自身の自己管理の目安となることだろう。今回は、お酒の飲み過ぎに注意することを解説していく。

■お酒の飲み過ぎで起こる病気とは? ~二日酔いは危険信号~

まず、これを見ていただきたい。お酒を飲み過ぎるとさまざまな臓器に負担がかかり、主に下記に障害を引き起こすと考えられている。

・脳神経(大脳萎縮、記憶障害、認知症、小脳障害)
・口腔・咽喉(口腔・咽頭がん)
・食道(食道炎、食道がん、食道静脈瘤)
・心血管系(心筋症、高血圧、不整脈)
・肝臓(脂肪肝、肝硬変、アルコール性肝炎)
・胃(胃炎、胃かいよう、胃がん)
・十二指腸(十二指腸炎、十二指腸かいよう、吸収障害)
・膵臓(すい炎、糖尿病)
・小腸(小腸炎、吸収障害)
・大腸(大腸がん、下痢)
・生殖器(卵巣機能不全、勃起不全)
・足(痛風、末梢神経障害、大腿骨骨頭壊死)

その他にも急性アルコール中毒、筋力低下、骨粗しょう症がある。お酒の飲み過ぎはとても危険ということが、これでだけでも十分にわかるはずだ。

例えば、飲み過ぎると二日酔いになるのだが、これが危険信号である。大量のアルコールを摂取し、アセトアルデヒドが肝臓で十分に処理されていない状態であり、動悸や頭痛の症状が起きる。

さらに、アルコールやアセトアルデヒドにより胃の粘膜が荒れ、胃腸の動きが悪くなり胃痛や胸やけ、吐き気といった症状もあらわれる。

このような初期といえる症状から、お酒の飲み過ぎは身体的な症状ばかりではなく、飲み過ぎたことへの後悔など、精神的な負担もでてくるようになる。その為、お酒の飲み過ぎは良いことがない。

■お酒を飲み過ぎたら安静にすること

お酒の飲み過ぎは二日酔いといった初期といえる症状から、継続していくと病気となる原因になる。大量のアルコールを飲むということは、肝臓に大きな負担をかけてしまう為、まずは適量を守ることからはじめなければいけない。

もしも二日酔いになった場合には、水分を多くとり失われた体内の水分を補給していくことが好ましい。また、糖分やビタミンCはアセトアルデヒドの分解に役立つ為、かんきつ類などの果物を食べるのも良い。

お酒を飲み過ぎた場合は、安静にすることも大切だ。迎え酒という都市伝説を信じている人もまだ一定数いるのだが、身体にさらに負担をかけるだけで感覚を麻痺させているに過ぎない。再び血中アルコール濃度を高めることは、まさにアルコール依存症への入り口である。

■お酒の飲み過ぎと感染症問題

お酒の飲み過ぎは、病原菌と戦うはたらきのある白血球が作られにくくなり、身体の免疫システムが弱ってしまうことにつながる。

短期的に見れば、風邪などの感染症にかかりやすくなり、長期的に過度の飲酒を続けていると、重い感染症にかかりやすくなる可能性がある。例えば、肺炎や結核などの肺の細菌感染症にかかると、命にかかわることもある。

以上のことからわかるように、お酒の飲み過ぎに良いことは何一つない。二日酔いの危険信号を続けていけば、身体に大きな負担をかけ病気になるリスクが伴う。お酒の飲み過ぎにならない為にも、自分の適量を把握し未然に飲み過ぎを防ぐことが大切だ。

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