うつ病や総合失調症などの精神病はどのように診断されるの?

現代社会は多くのストレスがあります。そんなストレスの多い環境で体調を崩しうつ病や総合失調症を発症する人も少なくありません。このような精神病の診断はどうやって行われるのでしょうか?

【家族や本人への問診】

まず初めに行われるのが家族や本人への問診です。ここでは以下のような事を中心に聞かれます。

・このような症状がいつから起こっているか

・どのように症状がでたのか

・症状が現れたきっかけ、原因

・日常生活や社会生活における支障はないか

これ以外にも家族の中にだれか精神病を発症した人がいないか、今までにもこのような病気になったことはないか、本人の持っている性格などを細かく問診されます。特に高齢者や小さな子供の場合本人が自分の症状をうまく伝える事が出来ない為代わりに家族が症状を正確に伝える事が必要になります。

【うつ病の診断】

うつ病の場合診断はいくつかのチェックシートを用いて行います。症状の度合いなどによりチェックシートの内容は変わりますがシートには以下のような事が書かれています。

・ほとんど1日中何もする気が起きない、憂鬱な気分が2週間以上続いている

・食事療法を行っていないのに体重が減少あるいは増加。また食欲の減退、増加

・ほとんど毎日睡眠不足または睡眠過多の状態

・ほとんど毎日易疲労性、気力の減退がある

・思考力や集中力の減退、または決断困難な状態

・1日のうち死について何回も考える、または自殺計画、願望などがある

全部で20問程度の質問がありこれらは一部ですがこのようなチェックシートから当てはまる箇所にチェックをしていき、いくつ当てはまったかによってうつ病かどうかの判断がされます。

【診察の流れ】

この他にも尿検査や、血液検査(血糖値、甲状腺機能、肝腎機能)体温、血圧、体重測定などの検査が行われ体に異常がないか確認をします。これ以外にも総合病院などではCT、MRI、脳波、心理検査などを行う場合もあります。精神病が何かの病気からくるものや薬剤の副作用からくるものでないかを知るためです。それから診察に移ります。診察は先ほどの問診に似ていますが現在悩んでいる事や生活面で以前と変わった事などを聞かれます。診察中も医師は患者の表情やしぐさ話し方など全体的な様子を見ながら最終的な診断を下します。これらの検査や問診を行い最終的に精神病と診断された場合は薬の服用が必要になります。

【まとめ】

薬を服用しながら心の休養の為に今までの環境の改善や患者にとってリラックス効果の高い事を取り入れるようにします。精神病を改善するには何よりも環境の調整が一番大事なのです。几帳面な性格の人や生真面目な人、責任感が強い人、他人に甘える事が苦手な人などは精神病になりやすいと言われています。仕事にしてもプライベートにしてもすべてを一人で抱え込み完璧にしようとせず、時には他人に委ね甘えてみる事も必要です。

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