お酒を飲むとなぜ声は枯れる?

忘年会や新年会など、付き合いの多い人にはお酒を飲む機会が増える季節がやってきます。声が枯れている状態を「酒やけ」していると表現することもありますが、このアルコールが喉・咽喉にあたえる影響とはどのようなものなのでしょうか。

声が枯れるのはなぜ?

お酒の席やカラオケ、連日のように深夜や翌朝までアルコールを飲んで、翌日声が出にくく枯れてハスキーになった経験はありますか?よく長年、アルコールを飲んでいる人が独特なしゃがれ声になっていることがあります。酒焼けによって声帯が潰れて、そのような声になったと考えている人もいるかもしれません。しかし、医学的見地から見ると酒焼けは全般的に存在しないことになっているのです。

ウイスキーやアルコール度数の高いお酒を飲むと、喉がチリチリと焼けるような感覚が起こります。しかし、実際にお酒が声帯にダイレクトな影響を及ぼすことはありません。

お酒に酔うことで、脈拍が増加し呼吸の回数が増え、普段より気管の粘膜の水分が奪われます。そして、お酒の席は皆がワイワイうるさいことが多いので、自然と声のボリュームも大きくなります。それによって、声帯が影響を受けるのです。さらに、喫煙や煙によって声が枯れる原因となるのです。

タバコの何が原因となるのか?

喫煙すると、声帯の血管が収縮して血行障害が起こり、声帯がむくんだり変形したり低温やけどが加わることで悪化します。喉にとっては乾燥も助長するため、喫煙は最悪の環境を生むわけです。

お酒を飲めばタバコの本数が増え、喫煙者の多くがヘビースモーカーとなり声帯のむくみが慢性化し、「ポリープ様声帯」になる可能性も高くなることもあるのです。下記にて詳しく見てみましょう。

ポリープ様声帯とは?

喫煙が大きく関与するといわれている声帯の病気です。声帯全体がむくみ、一部分が腫れたりこぶになることがあります。「声帯結節」も同じで、全体が侵される病気ですが「声帯ポリープ様変性」と呼ばれることがあります。

まとめ

アルコールによって、尿の排出が多くなり体は脱水気味になります。お酒を飲みすぎると喉も乾燥するわけです。つまみなどでも塩分をとり過ぎると、声帯が浮腫んで声を枯らすことがあり、そこにカラオケで声帯を酷使したり、喫煙で喉の環境が悪化して声が枯れることがあるのです。

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