経営に関する原価計算とは?

経営における原価計算は今後のプロジェクトを進めていく上で、非常に大切になってくる計算だといいます。原価と聞くと物や商品が頭に浮かび製造業をイメージして方も多くいると思いますが、色々な業界で幅広く原価計算は使われています。原価計算することで、現状の経営把握に役立ちます。今回は原価計算を焦点にあて紹介します。

■原価計算を簡単に理解しよう

原価計算とはそもそも、どういったものを指すかというと、商品や製品を作る為にかかった金額と考えましょう。これだけ聞くとやはり製造をイメージするかと思いますが、商品や製品を作る際に業種は関係ありません。IT関係やネットサービス業でも原価計算は必要になります。

原価計算には5つの目的があります。

・現状でいくら売り上げがあるかの把握
・いくらなら元が取れるかの計算
・無駄なコストはかかっていないか
・事前に利益を予想して予算をたてる
・人員の配置や設備の配置の計画を考える

原価計算がしっかりできていないと、せっかく作った商品や製品を提供しても、その商品や製品の原価の計算ができずに無駄な支出が多かったりと、自社が本当に儲かっているかがわからない状況に陥ってしまう可能性があります。

■原価を簡単に理解

一方で原価計算をしっかりとおこなうことで、必要な生産量や在庫量に関する材料費の面などを把握でき管理を適切におこなうことができます。

原価は大きく3つに分けられます。
・材料費
・労務費
・経費

上記の3つのが主ですが商品や製品に直接かかわることによって発生する「直接費」と、どの商品や製品にかかわっているか不明な「間接費」にも分けられます。

■IT業界をベースに考えて見ましょう

IT業界で原価計算はあるの?と思う方もいるかと思います。パソコンを使った作業と考えてしまいがちですが、実際には給与は労務費で計算せず、すべてを経費として、一括りにしている会社がほとんどです。

ですが、ソフト開発や関連するプロジェクトなどに社員がかかわる場合、社員に発生する給与は経費ではなく原価(材料費)として扱われる場合があるので、混同しないようにしましょう。

原価というとイメージが付きにくいと思うかもしれませんが、この社員に発生する原価は、売り上げにかかわらず発生する原価になりますので、ソフトがもしも売れなくても社員に給与は当然支払われます。このようにIT業界にも原価計算は非常に大切なものとなってきます。

■まとめ

原価計算をしっかりすることで現状の売り上げ状態やコスト面での計算ができ、次のプロジェクトなどに活かせる。原価計算は業界ごとに多少異なるが、色々な業界で原価計算は使用しています。経営に関する原価計算の重要性を理解できたでしょうか。

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