企業にとって不可欠な経営財務について

会社など企業を立ち上げ経営を行うには、まず元手となる資金が必要となるのは言うまでもないことでしょう。設立時のみならず、経営を継続していくためには適切な資金の運用が必要となります。これらに関連する経営財務について、基礎的な点を踏まえつつ見ていきましょう。

「経営」および「財務」とは

基本的な部分として、まずは経営と財務の意味について振り返っておきたいと思います。

経営とは

大まかに経営の意味を捉えるならば、運営など仕組みを築いて事業を営むこと、計画を定めて物事を行うこと、と言えます。
これを会社など企業について当てはめるならば、組織を作り計画を定めビジネスに取り組むことを指すと見て差し支えないでしょう。つまり、会社もしくは事業所などの組織を立ち上げ、活動計画すなわち事業内容に基づいてビジネスを実行することを意味します。ここでビジネスの目的を鑑みると、利益の獲得に相当すると言えるでしょう。

事業すなわち何かしらの活動を行うに当たってはコストが生じます。事業の結果として収入を得て、これで充分コストを穴埋めできれば余剰分は利益となり事業の継続が可能となるわけです。

財務とは

財務は言い換えるならば資金計画に該当するでしょう。要するにお金を確保する手段とその使い道について考えることを意味するわけです。
たとえば、会社を設立し事業を開始するには、まずその元手となるお金が必要です。その元手をどのように集めるのか、対策を立てること自体が財務であると言えるでしょう。

財務とよく似たワードとして会計もしくは経理などが上げられます。その業務を概略的に表せば、日々のお金の入りと出について記帳することに当たります。つまりお金の流れの記録を意味しているわけです。
会計および経理とはお金の入りと出についての記録であり、財務とはお金をどう入れどう出すかの計画である、と考えれば、双方の違いを明確に把握できるでしょう。

経営財務が担う課題

前項の内容を踏まえると、経営財務とは、経営するために必要なお金について、これをどのように取得しどのように使用するかの計画に当たると言えます。
具合的には、経営を通して収入を得る手段や、元手や必要経費に当たる支出についての内容検討、収入から支出を差し引いた余剰である利益の利用、などの課題に取り組むことを意味します。

収入を得る手段としては、まず事業を通して得られる売上が該当するでしょう。それ以外にも、株式会社であれば株式発行による資本金の調達や、銀行など金融機関から融資を受けるという方法も考えられます。

支出についての内容検討は、必要経費および雇用体制についての検討ともリンクしており、事業内容全般と照らし合わせながら計画される部分かと思われます。たとえば、事業部門について売上の多寡を鑑みて規模の拡大縮小を考える、会社の業績を従業員の待遇に反映させる方策などが経営財務の観点から計画されることになります。

利益をどう活用するか、という点も、経営財務の重要な課題と言えるでしょう。
これは、支出のように使い道が限定されていない資金であるため、事業の拡大や従業員の福利厚生向上に充てて職務意欲を高めるなど、使い道によって経営をさらに有利に進めていくための強力な要素となり得ます。

まとめ

以上のように、経営財務とは、経営に必要不可欠なお金について、どのように確保しどのように使うかという、企業にとって重要な役割を果たすものであることを確認してまいりました。経営財務に注力することによって、さらに質の高い経営状態に繋げられるものと言えるでしょう。

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